カッコーの巣の上で


今回の舞台は1度きりの観劇。一時期に比べると小栗くんに対する熱も落ち着いてファンとしてとても気持ちが楽になった(笑)。これくらいの熱がちょうどいいんじゃないだろか。今回席は6列上手側。蜷川さんのように通路を使わないので残念だったけどなかなかよいお席だった。中高生の頃ジャックニコルソンのファンだった(親父スキーだったので)ワタシだけれど「カッコーの巣の上で」は観たことがなかった。なのでどんな話か全然知らず「シャイニング」とごっちゃになって怖いイメージしか持ってなかった。冒頭チーフ@山内さんのモノローグで始まる。ロン毛だったのでなかなか山内さんとわからなかったんだけどね。そして病棟に新入りが入ってくる。それがマック@小栗くん。TV等で少しガッチリした印象を持っていたけど全然そんなことなくてとってもスマートで足が長い!やっぱり登場から凄く目を奪われた。あのスラリとした長身は彼の武器だなあ。お話については割愛するけどとても面白かった。婦長さんもきれいで残酷で素晴らしかった。そして大東くん!彼はやっぱりどことなく小栗くんに似ていて(佐野泉の弟だったなーと懐かしい)そして上手かった。ビリーは可愛くてとても魅力的。パーティのときはとても楽しそうで幸せそうだったのに…。マックは犯罪者なのかもしれないけどやりたいようにやる自分に正直な人で面白いことが全てみたいな裏表のないタイプ。だから罠だってわかってたけどビリーを追い詰めた婦長に怒りを爆発させた。結局マックはロボトミー手術を施され最後は死んでしまったわけだけどあれはハッピーエンドなんじゃないのかな。