年末年始の旅行その4トラブル編

ロンドンでの移動はもっぱらチューブと呼ばれる地下鉄。天井が低くて狭い電車。夜どこかからの帰り道地下鉄に乗っていると途中の駅から高校生ぐらい?と思しき男子たちが3、4人わーわー言いながら駆け込んできた。ただふざけてるだけかと思ったけどちょっと違うみたい。ヤンキーっていうんじゃないけどいきがってますよ的な?俺ら不良だぜ的な?狭い社内で大声で喋って意味なくウロウロする彼ら。そのうちなぜかバラバラに立ち始めた。そのうちの二人は私たちの近く。車両の端に立っていたんだけど結構混んでいて少し離れた家人の顔がちらりと見えるぐらいの混み具合。バカ少年はでかい声で喋ってて「JAPAN」って単語が聞こえた気がした。そうしたら2号が「パパのカバン!」って言うからワタシも「カバンカバン!!」っておっきな声で伝えた。カバンがどうなってるのかさっぱり見えなかったんだけど。「え?」ってカバン押さえた家人は何が何やらわかってなかったようだけど2号の話によればあのバカ少年のひとりがカバンに手を入れようとしてたらしい。そしてバカ少年たちは次の駅で降りていった。車内をウロウロしたり窓を開けて気を逸らしたりしてたわけだね今考えると。明らかに日本人顔だからカモにされてたということらしい。一応ガイドブック等で学んで気をつけてたつもりなんだけどまだまだ警戒心が足らんのだなあと痛感。手荷物は家人もワタシも斜めがけのカバンを前にくるようにかけてチャック部分が目に入るかもしくはなにげに手でカバーするとかしてたわけなのだけども。

パリ初日。ヴェルサイユに行く車内で食べようと構内のサンドイッチ屋さんでパニーニなど数種類のサンドイッチを購入。歩きながら早速食べ始めた2号の写真を嬉しがってパチリと撮ったあと首からカメラをぶら下げてたらおのぼりさん丸出しかなーと思う。とにかく地下鉄は油断がならないので首からぶら下げたカメラをコートの中に直し終えてちょっとの間よこっちょに回してたカバンを前に戻したら。チャックが少し開いてる…。え?と思って中を探ると案の定財布がなかった。本日より3日半滞在するための全現金が。お金を取られたこともショックだったけど全く気づかなかった自分にもショック。たぶんサンドイッチ買ったときに見られてたんだろうな。あの黒い入れ物にお金入ってるんだなーって思われてたんだろう。あんなに警戒するようにみんなにも言ってたし自分も思ってたはずなのに。電車で座ってゆっくり探したけどやっぱりなくて。1号も2号も家人も誰もワタシを一言も責めないのがこれまた*1。ホテルを出るときにカードも一緒に入れとこうかなと思ってまあいいかとそのまま別に持ってたことが幸いして現金を失うだけで済んだ。しかし約7万円(白目)。全財産を毎日持ち歩いてるワタシにも問題があるんだろうけど。しかしね。まあホントにショックだった。だけどいつまでも言ってても仕方ない。ただパリ滞在の間若干自虐ネタにはしたよね。そして戒めのために自分へのお土産は安物のみ。

気を取り直してパリの写真を。

あと、本邦初公開(違)の1号と2号。

*1:ロンドンで未遂があった後は3人で家人を油断しすぎとめっちゃ責めた・笑