甘いものを欲しているのだ

書店に並んでるのを見ては読んでみたいなーと思ってたけど買うにはいたらなかった小説。このたびふつうの表紙で出たのを機に2冊買ってみた。

彩雲国物語 一、はじまりの風は紅く (角川文庫)

彩雲国物語 一、はじまりの風は紅く (角川文庫)

彩雲国物語 二、黄金の約束 (角川文庫)

彩雲国物語 二、黄金の約束 (角川文庫)

これが!面白い!!面白いよ!!!TV観るのも忘れて読んじゃったよ。もともとデルフィニアだの十二国記だのここではないどこかの大河ともいうべき物語が好きなんだもんそりゃはまるよね。それに聡明で頑張り屋の主人公の周りにはすっとぼけてるけど超絶美形の主上やずっと傍にいて仕え守ってくれるこれまた超絶美形の家人がいるし。時々ふっと甘くなるのがキュンとする。当の主人公にはそういう気がこれっぽっちもないんだけど(今のところは)。ワタシは劉輝も好きだけどやっぱり静蘭派。いつだってそうさ。道明寺より類。サイファよりシヴァ。シャールよりセレムだもん。1巻の最後で驚愕の事実がいくつか明かされるけどこれらは想定の範囲。ただひとつ「えええっ!?」ってなったことがあるけど拾い読み再読した結果ワタシの勘違いらしいということが判明。このあと最終巻まで読めばわかることだよね。まだ読むべき本がいっぱいあるってことは幸せだ。