[TV]それでも、生きてゆく#8

はあ〜疲れた。
観るだけでこんなにぐったりするドラマって…。ドラマには楽しいものを求めたいはずなんだけどなあ。今回は大竹しのぶ劇場だけじゃなくて小野劇場も瑛太劇場もあった。見せ場だらけ。響子と文哉のあの場面はもうホントそこで舞台観てるみたいな感じ。覚えてない忘れましたとか言われるだけでも信じられないのにまったく反省してなくてきれいだったとか言われるなんて…。自分の常識が通用しない人に話す言葉はないってことを突きつけられてつらい。娘を昏睡状態にされた社長の気持ちはわかるし加害者の親を責めたくなるのは当然だけど三郎は三郎で苦悩してるのを観てるからかわいそうになってしまう。親や家族に全く非がなくて本人の異常性だけが問題なのだったら責めちゃいけないけど本当にそうなんだろうか。でも同じ環境でも妹はふつうだしなあ。本人だけに原因があるなら家族がかわいそうすぎる。こういうぐるぐるの考えに落とし前はつけてくれないんだろうな坂元センセは。三郎も洋貴もみんなみんなそうだけどまっとうな人間はすべてを捨てることなんかできない。全部投げ出してどこかへ行っちゃえば楽だけどそう出来る人はきっとまっとうじゃない。苦しくても辛くてもなんとか踏ん張って前へ進まなくちゃならないんだ。そのときに互いに手を取り合える人がいればなんとか手探りでも進めるんじゃないんだろうか。そして双葉と洋貴にはそうなってほしいと思う。