[TV]それでも、生きてゆく#6

とうとうやっちまったな。少女を殺さなかったことでホッとしたのに。あの絵はどんな意味があるんだろう。お父さんが仕事人間でお母さんが厳しくても捨てられたわけではないのにそんなに歪んじゃうもんなのか。それとも彼が描く絵やそういう衝動すべてに理由があると考えてはダメなのか。でも「なぜ」が判らなければ理解出来ないし。そうやって自分の物差しに当てはめること自体が問われてるのか。ワタシって絶対真岐の側の人間だと思う。文哉はどこまでもどこまでもひとり闇の中にいて双葉や家族のことなんか全然考えもしない。双葉だって幸せになっていいのに。響子にもそう言ってもらえたことが嬉しかった。こっち側の糸がほぐれ始めたらあっち側が絡まって今度は遠山の家がつらいことになっていく。観るのがつらいけど待ち遠しい。どこかに希望の光が射すと信じていたい。