[遠出]大陸へ

なぜか万博に行きたがる1号の発言からとんとん拍子に決まった上海行き。中華料理は好きだけど恐る恐るの大陸初上陸。幸い想像よりも暑くなく(でもまあ充分汗はかいたな)危ぶまれた天気も初日の晩の雷鳴のみで済み全体的にうまくいったのでホッ。(ココから先は旅の覚書のため長くなるのでたたみます)
着いたらもう夜だったのでホテルで休むだけ。雨が降ってなければ繁華街をうろつこうと思ってたんだけど。2日目は万博をウロウロ。

中国館や日本館など人気パビリオンは5時間ぐらいへっちゃらの待ち時間。距離にすると4キロ並ぶとかでそんなの無理!人気薄のパビリオン狙いの作戦。でもさすがに人気薄はそれなりの展示しかなく万博の雰囲気を味わうにとどまる。なにしろ会場が広すぎる。愛地球博の2倍らしい。こちとら中国語は全く出来ない上英語も片言なのでとにかく道を訊こうにも難儀を極める。案内図やメニューも漢字ばっかりより英語のほうがまだわかる気がするぐらい。中国人は並ぶことを覚えたらしい(現地ガイドの言葉)がそれは万博の中だけの話なんじゃないのか。いや並ぶには並ぶんだけど前に詰めすぎ。パーソナルスペースって概念はないみたい。そんなに詰めてきたら息苦しいぞ。馬当路からタクシーを拾うときタクシー乗り場に並んでるにも関わらずぐいぐ抜かされたりする。てか抜かすことは悪いことじゃないんだな?乗り場から車道に降りて道路逆行しながら勝手にタクシー停める停める。マネしてやっと停めたタクシーのドア勝手に開けられて横取りされたし。なんでもありか?思わず大阪弁で罵ってしまったがおばはんお構いなし。強引にいかなあかんなと学習したのであった。

3日目は今のとこ世界一高い展望台へ。

天気が悪くて何も見えないといわれたがせっかくだし上へ。床が一部透明になってて絶対落ちないことは頭でわかってるのにそこに立つとちょっと足が震えるしドキドキする。未来的な景色を愉しんだ後はザッツ中国な豫園へ。わがご一行さまは7人でタクシーも分乗しないとダメなため待ち合わせ場所を決めて現地へ。ところが運転手によって下ろす場所がバラバラなのではぐれちゃったんだな。小一時間かかってやっと会えた。通信料が高いからと封印してたグローバル携帯を使うも携帯どうしでは通話できずニホンに居残り組のオットに電話して連絡を取り合う。ホントは豫園近辺で中華な買い物したかったんだけど時間がなくなってしまった。夕食は新天地の中国料理店へ。

4日目は午後に迎えのバスがくるので朝は上海博物館へ。人民広場の南端にあるので歩いて10分ほど。きれいな建物でちょうど特別展示としてエルミタージュ美術館のお宝が展示されていてきれいだった。見るものがいっぱいあって時間が足りない。チェックアウトしに一旦ホテルへ戻る。時間があれば行きたいよねーと言って田子坊へ行くことに。

新天地が西洋風おしゃれエリアならこっちは中国の古い町並みや路地を生かしてそこかしこにこじゃれたお店が並んでるエリア。え?ここは通っていいのか?的な路地とか下着な感じのおっちゃんが椅子に寝そべってたりする横を通って皆がウロウロ。迷路みたいで面白かった。タクシーが安いので移動は殆どタクシーだったけど運転がびっくりするぐらいスゴイ。みんなの運転が凄すぎるわりに事故は見なかったな。全体的にびっくりすることが多かった旅だった。ニホンの店員さんが天使に見えるよ。眉間にシワ寄せて「はあ?」て言われたら怒られてるみたいだもんね。そんなこんなの4日間だった。疲れたけど面白かったな。