TAJOMARU

無駄に長くなるんでたたみます。
やっと観たなんてファン失格かな。今までこんなに長くほったらかしてたことないもんな。数多ある感想・批評も出来るだけ目を通さずにきたけどでも少しは入ってくるしそこにはムカってなることも書いてあったり。でもまあ出来るだけ平坦な目で観ようと。で。そうだなーもう一回観に行きたいとはあまり思わなかったかな。面白くないことはない。でもこれもっと桜丸と御所様のどろどろの関係とか兄弟と姫の幼い頃から大きくなるまでの関係の変化とか盗賊たちの背景とか描いてほしかった。そうすると2時間じゃ無理だから連ドラとかね。あの森の美しさは映画だから出来たのかもしれんけど。子役の芝居もあんまり納得はいかなかったな。桜丸はよさそうな子に見えたから。あの後何の説明もないんだったらもう少しずるい子に見せといたほうがよかったんじゃ?阿古はきれいに見えるときとそうでないときの差が激しすぎ。そうでないときのほうが多いっていうのは女優にとってどうなんだろう。直光と阿古と桜丸以外のキャストはこんな扱いでいいのかい?っていうぐらいの出番だったな。正臣とか博太郎とかは特にあれでよかったんかい?案外盗賊は見せ場もあってよかったけどな。あんな普通に明るい綾野さんは初めて観た(新鮮だった)。肝心の主役だけどいろんな意見があるみたいだけど(泣きすぎとかね)あれでいいんじゃないの?どうせ次男である程度型破りだったんだろうし直情径行型っていうことなんだろうから。ただもう少し強くあってほしかったね。結構すぐ気絶とかしてたし盗賊多襄丸殺しちゃっておたおたしてたし。まあ育ちがいいからしゃーないかな。ところどころすごく好きな場面があって楽しめた。願わくば今度は自社製作じゃない映画に出て欲しいかな。