乱鶯
もうずいぶん前になるけれども乱鶯を観てきた。3列目か〜むふふと思って行ったら最前列で驚いた。通路に降りてきたメタルさんと古田さんが目の前でお芝居をしていてドキドキしたな。ちょっとおバカだけど真っ直ぐな大東くんも厳しいけれど懐の深い呉服屋の女将な高田さんも呉服屋さんで働く仲間たちもみんなみんな気のいい人ばかりでこの町の皆を大好きになった。だから最後の立ち回りには驚いたし衝撃を受けてぼろぼろ泣いてしまった。こんな新感線は初めてだった。そろそろ助けが来るんでしょ?とかそう見せかけて本当は大丈夫なんでしょ?とか心の中で祈りながら観てた。とてもよかった!と手放しでは言えない結末だったけど観てよかったし心が(悲しくて)震えたのでいろんな人に観てほしい!!ってもっと早くエントリあげるつもりだったのになあ。こんなに遅くなっちゃって公演とっくに終わってるし(白目)。
ありがとうさようなら
蜷川さんが亡くなった。全然知らなくて2号が帰宅するなりそのニュースを口にしたので驚いてしまった。小栗さんに惹かれて長年離れていた舞台をまた観るようになったとき最初に観たのが蜷川シェイクスピアだった。それまでは小劇場中心だったので商業演劇の華やかさや舞台装置や衣装の美しさが珍しくそれがとても魅力的に感じた。オールメールの楽しさもシェイクスピアの綻びもすべて蜷川さんに教わった。私の人生にキラキラが増えたのは確かに蜷川さんのおかげだ。近い将来の小栗さんとの共作を楽しみにしていたけれど叶わぬ夢となってしまった。それだけが心残り。まだ青くしなやかな小栗さんもステキだったけれどぐっと落ち着きを増して男っぽくなった今の小栗さんならまた違ったシェイクスピア作品を演じられたと思うのに。残念だけれど蜷川さんが遺してくれたたくさんの作品が心を豊かにしてくれるに違いない。最後の最後までお疲れさまでした。心よりご冥福をお祈りいたします。
同級生
もうずっと観たかったのだけどやっと観ることができた。公開してわりと経つ平日の昼間なのに思ったより席が埋まっていた。小さな劇場だったけれども。そして女性ばかり。当然か。漫画もCDも持っていて大好きなお話なんだけど原作の雰囲気そのままに爽やかで甘酸っぱい映画だった。恋っていいな高校生って輝いてるなと。ふんわり幸せな気持ちで映画館をあとにしたのだけどもう1度観たいなーなどと思ったり。ジャンル的にはBLなので抵抗のある人もいるかもだけどそういうの抜きにして皆に観てほしい映画。音楽もいいし絵はいっぷう変わっているけれど目が慣れてくるし(笑)。始まりの季節たる春にピッタリの映画だと思う。続編も作ってほしいな。そしてハラセンが原作より男前なのうれしかった。
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